微信の設定、“手動オフ”を推奨したい5つの項目
微信(Weixin)をデフォルト設定のままにしていると、もしかしたらプライバシーやセキュリティーに問題が発生することもあるかもしれない。手動でオフにするのが望ましいと目されている機能について取り上げよう。
1)ワンタップパスワード
サブスク等の料金決済で、契約の自動更新やノンパスワード支払いの設定をオンにしている場合、気づかずにお金を支払い続けている可能性がある。そのため、必要な場合を除き、自動引落しの設定は手動でオフにしておくのが望ましいといえそうだ。
自動引落しの設定画面を表示するには[自分] -[サービス]と進み、[ウォレット]をタップして表示されるメニューで[Paying Settings]を選択する。
2)メモリの節約
微信の使用にあたっては、ついつい気軽に画像や動画データを保存しがちになり、多くのメモリを消耗しがちだ。たとえば自動ダウンロードをオンにしている場合、デバイスのストレージ容量が不足し、パフォーマンスが低下する可能性がある。必要な場合以外は手動でオフにしておくようにお勧めする。
設定方法は、[自分] - [設定] - [全般] と進み、[写真、ビデオ、ファイル、通話]をタップして表示される画面で、「自動ダウンロード」するオプションをオフにする。
3)プライバシー管理
「微信」のモーメンツは、友だちと共有する写真やビデオなどの投稿を含むソーシャルメディア機能である。しかし、「見知らぬ人にモーメンツを見せないようにする」オプションがオフになっている場合、不審な人物に情報が漏洩する可能性がある。必要な場合以外は手動でオフにするのが望ましいかも知れない。
設定画面に入るには、[自分] - [設定] - [友達の権限] - [モーメント]をタップする。「見知らぬ人にモーメントの表示を許可する」ボタンをオフにする。
4)支払いアカウントの整理
銀行カードにひもづけられている微信アカウントに不審なものが存在する場合、個人情報が漏洩している可能性がある。そのため、不要なアカウントは手動で削除するのが好ましい。
設定画面に入るには、[自分] - [設定] -[全般] -[ツール]-[WeChat Pay]をクリックする。
5)ログインデバイスの問題
不審なログインデバイスが存在する場合、個人情報が漏洩する可能性がある。そのため、不要なログインデバイスは手動で削除することをお勧めする。
以上のように、微信のデフォルト設定を手動で調整することで、より安全かつプライバシーを守ることができる。
参考: