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［上海］高徳地図から公共交通機関のQRコード乗車が可能に
乗車コードをかざすだけで上海市内の地下鉄、バス、フェリーがまとめて利用できる交通アプリ「随申行」が、このほどアリババ系地図アプリ「高徳地図」と連携を果たした。決済アプリ「アリペイ」との紐づけ設定を行えば、高徳地図から「随申行」を起動し、市内にある複数の公共交通でQRコード乗車が可能になる。
◇MaaSの切り札
上海市による「MaaS（Mobility as a Service）」推進の切り札ともいえる「随申行」アプリ。大手インターネット企業と積極的に連携し、公共交通、駐車場、タクシー、シェアリング自転車など複数の移動手段や交通サービスを統合し、上海市および長江デルタエリアではおなじみのツールとなっている。
そんな「随申行」がこのほどアリババ系地図アプリ「高德地図」との連携を果たした。ユーザーは高德地図アプリ内で本人認証を行い、アリペイとの紐づけを行うと、市内の地下鉄、バス、フェリー等へのQRコード乗車（船）が可能になる。ちなみに地下鉄またはバスを下車し、2時間以内に別のバスに乗り継ぐと1元の割引が受けられる。
◇操作方法は？
高德地図を使って公共交通機関に乗車（船）するには、アプリにログインした後、トップページの「公交地鉄」または「実時交通」のアイコンをタップする。次画面で表示されるQRコードの形状をしたアイコンが乗車コードのリンクとなっている。
位置情報の自動取得後、「すぐにログイン（立即登录）」をタップすると実名認証ページに入る。要求された情報（本名と証明書番号（证件类型、证件号码）を入力して「送信（提交）」をタップすると、アリペイ認証ページに移動するので、パスワード免除決済の設定を行う。
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